論文を「目的・手法・結果・限界」で構造的に要約する
学術論文を、研究の型に沿って要点を落とさず構造的に要約する
こんなときに使えます
論文を読んだつもりでも、人に説明しようとすると「何が新しいのか」が言えない。研究の型(目的・手法・結果・限界)に沿って構造化させるプロンプトです。著者が述べる限界まで拾うので、その研究をどこまで根拠にできるかが判断できます。
以下の論文(本文・アブストラクト・自分のメモ)を構造的に要約してください。
{論文の内容}
## 出力形式
1. 研究の目的・問い
2. 手法(何をどう調べたか)
3. 主な結果(数字は論文のまま正確に)
4. 著者が述べる限界・今後の課題
5. この研究の位置づけ(何が新しいか)
論文に書かれていない解釈を加えないでください。結果と考察(著者の主張)を混同しないでください。
実際の出力例
このプロンプトを実行すると、次のような結果が返ってきます(内容は例です)。
【研究の目的・問い】
リモートワークが生産性に与える影響は職種によって異なるのか。従来研究は職種を区別せず全体平均で論じていた。
【手法】
日本国内の製造業12社、従業員2,847名を対象に2年間の縦断調査。自己申告ではなく勤怠システムと成果物の実データを使用。
【主な結果】
・企画職:生産性 +11.4%
・製造管理職:生産性 -6.2%
・全体平均では +2.1% で、従来研究と同水準
【著者が述べる限界】
・対象が製造業に限定されており、他業種への一般化はできない
・生産性の指標が成果物の量に依存しており、質の評価を含んでいない
・調査期間がコロナ禍の影響下にあり、平時の傾向と異なる可能性がある
【この研究の位置づけ】
全体平均では効果が小さく見える現象が、職種による正負の相殺で説明できることを実データで示した点が新しい。
精度を上げるコツ
- 「限界・今後の課題」の節を飛ばさないでください。ここを読まずに結果だけ引用するのが、論文の最も危険な使い方です。
- 数字は論文のまま出ます。引用する際は、必ず原文の該当箇所を確認してください。
- 「何が新しいか」が書けない場合、その論文は先行研究の再検証である可能性があります。それ自体は価値がありますが、新規性の根拠には使えません。
Claudeでの利用メモ:結果と考察を分けて要約すると、事実と著者の解釈を切り分けて読めます
使い方:プロンプト内の{変数}の部分をご自身の内容に書き換えてお使いください。
