長い報告書・論文を「主張と根拠の骨格」に分解する
推数十ページの文書を、主張・根拠・前提・弱点の構造で分解。読まずに議論できるレベルまで理解を圧縮
こんなときに使えます
50ページの報告書を渡され、明日の会議で議論することになった。要約を読んでも「で、この主張は正しいのか」が判断できません。要約ではなく論理の骨格に分解させるのがこのプロンプトです。暗黙の前提と弱点まで出るので、読まずに議論できる水準まで理解を圧縮できます。
以下の文書を、要約ではなく「論理の骨格」に分解してください。
・読む目的:{読む目的(意思決定の材料、反論の準備など)}
## 分解の形式
1. 【中心的な主張】この文書が最終的に言いたいこと(1〜2文)
2. 【根拠の構造】主張を支える根拠を階層で図解(根拠→それを支えるデータ)
3. 【暗黙の前提】明示されていないが、崩れると主張が成り立たなくなる前提
4. 【弱点・反論の余地】データが薄い箇所、飛躍がある箇所
5. 【私の目的に対する示唆】
## 文書
{分析したい文書のテキスト}
実際の出力例
このプロンプトを実行すると、次のような結果が返ってきます(内容は例です)。
【中心的な主張】
問い合わせ対応にAI自動応答を導入すべきである。人件費の削減効果が初期投資を8か月で上回るため。
【根拠の構造】
主張:導入すべき
├ 根拠1:現状のコストが大きい
│ └ データ:月120時間、担当2名の稼働の4割
├ 根拠2:自動化できる余地が大きい
│ └ データ:問い合わせの62%が定型3パターン
└ 根拠3:投資回収が早い
└ データ:初期80万円 ÷ 月10万円の削減 = 8か月
【暗黙の前提】
・削減された72時間が、別の価値ある業務に転用される(浮いた時間が何にも使われなければ人件費は減りません)
・定型3パターンの比率が今後も維持される
・AI回答の品質が有人対応と同等とみなされる
【弱点】
・削減率6割の根拠がベンダー提示であり、自社データでの検証がない
・誤回答時の損失が試算に含まれていない
精度を上げるコツ
- 読む目的を「反論の準備」と書くと、弱点の抽出が鋭くなります。「意思決定の材料」と書くと中立的な整理になります。
- 「暗黙の前提」の欄が最も価値があります。会議で崩すべき点も、逆に自分が守るべき点もここに現れます。
- この分解を持って会議に出ると、資料を読んだ人より論点を掴んでいる状態になります。ただし数字の確認は別途必要です。
Claudeでの利用メモ:コンテキストの長いClaudeは数十ページ規模の文書分解に向いています
使い方:プロンプト内の{変数}の部分をご自身の内容に書き換えてお使いください。
