AIに書いていないことを補完させない
渡していない情報を勝手に足されるのを止める1行
こんなときに困ります
要約や整形をAIに頼んだら、渡していない内容が足されていた。それらしく書かれているので、元の資料と突き合わせないと気づけません。数字や固有名詞が創作されると、そのまま提出したときに事故になります。
プロンプトに足す1行
今お使いのプロンプトの末尾に、これを足してください。
渡した情報に書かれていないことを補完しないでください。
・不明な項目は空欄のまま残すか「記載なし」と明記する
・数字・固有名詞・日付は渡した通りに転記し、丸めたり言い換えたりしない
・判断に迷った箇所は「(要確認:〜)」と印を付ける
なぜこの書き方なのか
AIは空欄を嫌い、文脈から自然な値を埋めようとします。これは文章としては滑らかになりますが、記録としては致命的です。「補完しない」だけでは弱く、**空欄のときにどうするか**を指定するのが要点です。逃げ道(空欄で残す・要確認と書く)を与えないと、結局埋めてしまいます。
足す前と足した後
足す前
【対応記録】
問い合わせ内容:製品の型番違いについて
こちらの回答:正しい説明書のPDFを本日中にメールで送付
次のアクション:11月14日までにロット調査の結果を連絡
足した後
【対応記録】
問い合わせ内容:製品の型番違いについて
こちらの回答:正しい説明書のPDFをメールで送付
次のアクション:ロット調査の結果を連絡
【要確認】
・PDF送付の期限(「本日中」との発言はメモにありません)
・ロット調査の回答期限(メモに日付の記載がありません)
うまくいかないとき
- 空欄が多い出力は失敗ではありません。渡した情報が足りない、という正しい結果です。
- 「(要確認:〜)」が付いた箇所だけを見れば済むので、全文を読み返す必要がなくなります。
- 数字を扱うタスクでは、この1行を足すだけで確認コストが大きく下がります。
この調整が効くプロンプト
あわせて使う調整
- AIに決まっていないことを決定事項として書かせない — 議事録で最も事故る「格上げ」を止める1行
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