ココナラで検索1位を取っても、発注は上位4人に集中していた
順位はボトルネックではありませんでした。同じ土俵に並んだ時点で、販売実績のある人に流れます。
出た数値
- 「claude code」で3,000円以下に絞った場合の順位
- 1位
- 絞り込みなしの順位
- 12位
- 検索結果の母数
- 数百〜1,000件
- 発注が集中していた出品者
- 上位4人
順位は取れていた
ココナラでClaude Code関連のサービスを出していて、まず順位を確認しました。「claude code」で検索し、価格を3,000円以下に絞ると1位でした。絞り込みを外すと12位です。検索結果の母数は数百件から1,000件あるので、12位はかなり上のほうです。
ここまでは悪くない数字に見えました。ところが受注につながりません。順位が原因だと思っていたので、次は絞り込み無しでも上に出す方法を考えていました。
その前に、上位に並んでいる出品者の発注数と、現在進行中の件数を1件ずつ確認してみました。ここで想定と違う事実が出てきます。
発注は上位4人に集中していた
**発注が入っているのは、実質4人だけでした。** 検索結果には数十人が並んでいますが、その下は動いていません。
理由を考えると、当然の話でした。同じような内容のサービスが並んでいて、価格差が数百円から千円程度なら、**販売実績と評価が積み上がっている人に頼みたくなります。** 自分が発注する側でもそうします。多少高くても、実績のある人のほうが安心だからです。
つまりボトルネックは順位ではなく、**販売実績=社会的証明**でした。ここが分かると、打ち手が変わります。順位を1位から上げることはできませんし、価格を下げても「安いが実績のない人」になるだけで、比較の結果は変わりません。値下げでは覆らない構造です。
この構造から抜ける方法は1つしかなかった
実績を積むには受注が必要で、受注するには実績が必要、という循環に入っています。ここを内側から崩すのは難しい。
そこで考え方を変えました。**比較の土俵に乗らなければいい。**
プラットフォーム内の検索から来た人は、必ず他の出品者と並べて比較されます。一方、外部の記事を読んで「この人に頼もう」と決めてから来た人は、検索結果を経由しません。**比較そのものが起きないので、上位4人の実績と戦わずに済みます。**
言い換えると、プラットフォームの外に、頼み先を決めてもらうための場所が必要でした。自分の場合はこのサイトがそれにあたります。
バナーを置くだけでは足りなかった
最初、サイトからサービスページへバナーを1枚置いていました。これがうまくいっていませんでした。
理由は後から分かりました。**バナーは「サービスがある」ことしか伝えません。** クリックした人はサービスページに着地し、そこで「他にも似たものがあるな」と検索に戻ります。結果、比較の土俵に乗り、上位4人に流れます。外部に出したつもりが、遠回りして同じ場所に戻していただけでした。
そこで2つ変えました。1つは、バナーの前に運営者が名乗る文章を必ず置くこと。誰の何なのかが分からないまま飛ばしても、そこから先は比較になります。もう1つは、判断材料をまとめた専用のページを1枚作り、いきなりサービスページへ送らないことです。
そのページには、**自力で解決できる範囲を先に、しかも具体的に書きました。** 「頼まなくてよい場合」も明記しています。ここを書かないと判断材料ではなく広告になりますし、実際に信頼されるのは、頼まなくていい場面を先に言う相手のほうだと思います。読んで自力で解決した人は、もともと顧客ではありません。
並ぶ場所を変える、という考え方
もう1つ考えたのが、そもそも同じ列に並ばないことです。
「Claude Codeの使い方を教えます」というサービスは飽和しています。ここに並ぶ限り、比較されるのは実績と価格だけです。そこで軸をずらしました。対象者をエンジニアから業務で使いたい人へ、環境を個人のMacからWindowsや会社貸与のパソコンへ、そして提供物を「教わって終わり」から「設定ファイルとスキルが手元に残る」へ。
**3つ目が特に効くと考えています。成果物が残るサービスは、レッスンと同じ列に並びません。** 比較の対象が変われば、実績の差が効く度合いも変わります。
まだ結果は出ていません。この記事は「こうしたら売れた」という話ではなく、**順位を追いかけていたのが的外れだったと気づいた時点までの記録**です。結果が出たら、また書きます。
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